特集 被災地支援イベント

熊本地震被災地支援イベント

2016年8月8日

「被災地の子どもたちに夏休みを満喫してもらいたい」

思いを同じにするジョッキーたちが集まり、熊本市内在住の小学生を小倉競馬場の乗馬センターにご招待。現役ジョッキーのエスコートでバーベキューや乗馬体験、そして馬との触れあい。盛りだくさんの一日を過ごしてもらいました。

今回の活動を通じて、子どもたちが相手の気持ちになって考え、支え合える大人になってほしい。そんな願いも込められています。

 

 

藤岡佑介騎手

競馬場に着いて、馬を見たときの子どもたちの表情が一番印象に残っています。僕らはなかなか馬に癒やしを求めて接することはできませんが、それでもやはり、ふと見せる表情などにいつも癒やされていますからね。このイベントが夏のいい思い出になってくれればと思いますし、これをきっかけに競馬や馬、ジョッキーという職業に興味を持っていただけたらうれしいです。子どもたちの笑顔を見て、頑張らなければいけない理由が増えましたし、今後もこういった活動を続けていきたいです。

 

高田潤騎手

どのシーンも印象的でしたが、やはり一番喜んでくれていたのは乗馬。子どもたちの表情を見て、改めて馬には人を引きつける魅力があるんだなと感じました。熊本県に競馬場はありませんが、参加してくれた子どもたちは「競馬は見たことがないけど知っている」という子たちばかりでした。きょうという一日を楽しんでもらえたとしたなら、その気持ちを持ち続けて、将来大きくなったときに、逆に誰かを励ます立場になってもらえたらうれしいですね。

 

浜中俊騎手

馬に乗って記念撮影をしていたときの子どもたちの笑顔が忘れられません。きょうの体験をきっかけに、馬のこと、競馬のことに興味を持ってくれたり、もしかしたら未来のジョッキーが誕生するかもしれない。きょうという日がそんなきっかけになってくれたらうれしいですね。

 

藤岡康太騎手

乗馬体験やスイカ割りなど、笑顔で遊んでくれている子どもたちを見て幸せな気持ちになりました。僕自身、何をしているときでも馬のことが大好きで、きょうを通じて、子どもたちが僕と同じ気持ちを抱いてくれたことが何よりうれしかったです。このイベントをきっかけに競馬に興味を持ち、応援してくれたらさらにうれしいですし、純粋にもっともっと馬のことを好きになってくれたらいいなと思います。

 

川須栄彦騎手

天候に恵まれて良かったです。ジョッキーとバーベキューをしたり、馬と触れあったりしたことが、夏のいい思い出になってくれたらうれしいです。このイベントをきっかけに競馬に興味をもっていただけたら最高ですし、今度は競走馬がレースで一生懸命走っている姿もぜひ見てもらいたいですね。

 

高倉稜騎手

つらいこともあったと思いますが、前向きにこうしたイベントに参加してくれたのがとてもうれしかったです。馬と触れあっているときの子どもたちの笑顔は本当に印象的でした。僕も子どもたちと一緒で、馬と触れあっているときが一番癒やされます。平日も厩舎に行ったりするのですが、乗ったことがない馬でもついつい顔をなでてしまいますから。きょうをきっかけに、馬のことをもっともっと好きになってもらって、馬がみなさんの心の支えになってくれたらうれしいですね。

 

鮫島克駿騎手

子どもたちが楽しそうにしている姿に元気づけられましたし、勇気をもらえた気がします。自分が精神的に苦しいときも、毎日接しているのが馬。レースで勝ったときなどは、馬にも本当に勇気づけられています。こういう企画を通して、ジョッキーという職業に興味をもってもらえたらうれしいですし、復興に向け、少しでも元気になってもらえたらいいなと思います。

 

 

協賛・JRA小倉競馬場、中央競馬ピーアールセンター、netkeiba.com

熊本駅でジョッキーがお出迎え

バスで小倉競馬場へ、いざ出発!

車内ではビンゴ大会で大盛り上がり


競馬場に到着

パドックを走り回る子どもたち

昼食はジョッキーが振る舞うバーベキュー

高田潤騎手と藤岡佑介騎手

鮫島克駿騎手と高倉稜騎手


川須栄彦騎手

浜中俊騎手

藤岡康太騎手

スイカ割り

最後は子どもたち全員に競馬グッズをプレゼント